アメリカ大統領が乗る専用車、通称「ビースト」と呼ばれる特注の専用車があります。
大統領が海外に出かけた際には専用車が帯同します。
この車は日本にいつどのように運びこまれたのでしょうか?調べてみました。
アメリカ大統領の専用車「ビースト」ってどんな車で性能は?
大統領専用車 キャデラック・ワン 通称「ビースト」 。車種はGMの2009年モデルのキャデラックです。
「ビースト」とは、猛獣、野獣と言う意味があるのですが、その呼び名の通り、地球上で最強の自動車ともいわれています。
このビーストですが、装甲がもの凄くて防弾・耐爆仕様とした結果、車両重量は2万ポンド(約9トン)にもなります。
重たいので最高速度は100km/h前後、燃費は2km/Lか~3km/L以下といわれています。確かにいつもゆっくりと走っていますね。
装甲がしっかりしているので、ドアの厚さがビックリです!なんとその厚みはおよそ8インチ(20cm)。
ガラスは多層の防弾仕様となっているので、最も分厚い部分では厚さ5インチ約13cmほど。
分厚いガラスのため開閉することはできず、運転席の窓だけが3インチ(約7.6cm)程度開くようです。
また車の性能だけでなく、さまざまな装備がほどこされています。
- 車体の素材には鉄鋼やアルミニウム、チタン、セラミックを利用。
- 使用しているタイヤはパンクの耐性があり、タイヤが吹き飛ばされた場合でもリムのみでも走行は可能。
- 窓は運転席のみ3インチ(約7.6cm)ほどしか開閉できない。
- 車体下も耐爆処理が施されている。
- 燃料タンクは、直接銃撃等を受けても爆発しない。
- 催涙ガス砲と夜間視界カメラが、車に隠されてる。
- 衛星電話が内蔵されており、ペンタゴンとの直接回線が可能。
- 生物兵器、バイオテロ対策として、キャビンは完全に密閉できる。
- そのほか、消防設備、酸素供給、大統領と同じ血液型の血液が格納されている。
大統領専用車両「ビースト」の価格は150万ドル(2022年5月現在の日本円で約1億9200万円)。
世界のアメリ大統領が移動するのですから、これぐらいの性能と予算は必要なんでしょうね。
現在広島でG7サミットが開かれていますね。
ニュースでバイデン大統領が移動するときに乗っていましたね。
重厚な大統領専用車両「ビースト」はご覧になりましたか?
広島と言えば、広島お好み焼きとカキですよね。
広島のグルメ見つけちゃいました!
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アメリカ大統領の専用車「ビースト」はいつどのように運ばれてくるの?
「ビースト」と呼ばれるアメリカ大統領が乗る専用車は数台あり、そのほかシークレットサービスが乗り込む車やいざという時のための医療車両、通信を妨害する車両など数十台がアメリカから運び込まれます。
運搬手段は、アメリカ軍の輸送機です。
大統領が世界各国を移動するさいには、大統領を乗せたエアフォースワンが到着する数時間前に
現地へ赴きスタンバイしています。帰国の際には先に到着していることになります。
アメリカ大統領の装甲車「ビースト」について記事にしましたが、大統領の各国訪問の際にはヘリコプター「マリーン・ワン」も同様にアメリカ軍の輸送機で移動する場合もあります。
今回のG7サミットで、バイデン大統領は岩国基地に降り立って、ヘリコプターで広島に行きましたね。
エアフォースワンで来日し、マリーン・ワンで広島市のヘリポートに降りたそうですよ。
そこからビーストに乗ってG7会場まで移動したってことですね~
大勢の人たちが大領領がスムーズに外交ができるよう万全の対応を想定して動いていることが分かりました。
滞りなく会談が行われることができますように願います。
ハフポスト日本版編集部 サイト画像より
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